小麦粉粘土


<特性>粘土は、触覚を通して心地良さを味わいながら、精神を解放させたり、安定させる効果がある。また、失敗してと思ってもすぐつくり直せるので、緊張感を伴わずに製作に取り組むことの出来る素材である。
<活動例>
2歳…(もてあそび)握る、押す、つぶす、引っ張るなどの活動。偶然出来た形に名前を付ける見立て遊び。
3歳…(見立て遊び、並べ遊び、積み遊び)
   お団子、お皿、棒状粘土の作り方を知り、繰り返したくさん作ることで、基本的な形の作り方を確実に身につける。
   たくさん出来たお団子を並べたり、積んだりしたものを何かに見立て、名前をつける。
4歳…(目的を持って具体的なものを製作)
   お団子状粘土、皿状粘土、棒状粘土の3つの基本形を確実に作れるようになり、大小の差もつけて組み合わせて表現する。ごっこ   遊びに使う食べ物や、お花、お魚などを製作。粘土ベラを用いて、引っかいて模様をつけたり、お菓子づくりに使う型を使って型   抜きをすることも可。
5、6歳…(目的を持って具体的なものを製作)
   団子状、皿状、棒状の形態の他に、サイコロ状、ひも状粘土の作り方を体験し、これらを、様々に組み合わせ、ごっこ遊びに使う   ものや、飾る為の小物、4本の足でしっかり立つ立体感のある動物などを作る。

※小麦粉に水を混ぜて練る活動は、以外に体力が必要なので、4歳以上が対象になります。その場合は、保育士が事前に下記a、b、cを計ってサラダボールに入れておきます。幼児はそれを混ぜ、次に先生に水と油を入れてもらい、自分の席で、サラダボールの中で練ります。しかし、喘息や小麦粉アレルギーのある子はこの活動は出来ません。別な活動を与えよう。
2歳児、3歳児は、練って粘土になったものを一人、一人にちぎって渡し、もてあそびや、お団子づくりなどを教える。
小麦粉粘土は、製作の過程を楽しむ教材であり、展示会などに出品する作品としては不向きですが、食用色素を多めに入れると色は少しあせますが、空気に触れさせたままで置いておくと室温でカビも生えずに固くなり、乾燥します。参考作品は、四、五年経ったものです。
<小麦粉粘土の作り方>小麦粉1kgを8人で分担して作る場合。
 a.強力粉(8分の1キロ、紙コップギリギリ1杯)
 b.食塩(紙コップ半分くらい。形を作りやすくなり、防腐剤としての効能もあり。いたずらで口に入れても飲み込むことは無い)
 c.食用色素(濃い色を出すため、容器に入っている量を全て入れる)
  赤、黄、緑、白(色素を入れない)各2人づつ担当。
 d.強力粉、塩、色素をまんべんなくかき混ぜてもらう。
 e.水(86cc、ビニコップ半分くらい)、食用油(カレースプーン1杯※粘土の表面の乾燥を遅らせるため)を先生に入れてもらう。
 f.自分の席に戻り、練る。耳たぶくらいの柔らかさになったら完成。
 g.赤、黄、緑の粘土は8等分、白は4等分して各自で分けて、製作に入る。